2022.11.15

リフォームとリノベーションの違いは?

そろそろ我が家もリフォームをしよう!リノベーションが必要かも!?と考えた場合、リフォームとリノベーション、何が違うの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

リフォームは昔から知っているが、最近良く目にする様になった「リノベーション」は、新しい言葉なので、既に混同して使っているかもしれません。

今回はそんなリフォームとリノベーションの違いについて、分かりやすく解説します。

リフォームとリノベーションの違いは?

まず「リフォーム」について

一般的に、老朽化した建物を新築の様な状態に戻すことを「リフォーム」と呼びます。

基本的には、老朽化して汚れていたり、壊れている部分を直したり、キレイにすることや新しくすることがリフォームにあたります。

例えば、入居者がマンションを退去した後に、入居者の住む前の状態に戻すことを現状回復やリフォームと呼ばれています。

キッチンの設備変更や、壁紙の張り替え、外壁の塗り直しなどもリフォームに該当します。

 

対して「リノベーション」とは?

既存の建物に対して、大規模な工事をすることで、住まいの機能を新築の状態よりも良くして、建物の価値を高めたりすることを「リノベーション」と呼びます。

リフォームは、マイナスの状態のものをゼロの状態に戻す為の機能回復という意味合いですが、リノベーションはそれプラス新たな機能や価値をアップさせることを表します。

 

今の住まいを、今の自分の生活環境や現代的なライフスタイルに合わせて、よりデザイン性の高い間取りや内装、外装を変更したりすることが含まれます。

耐久性や耐震性を高めるための壁の修繕や、仕切りの壁を取り除き、広々とした開放的なリビングダイニングキッチンへ改修することなどがリノベーションなのです。

今の暮らしに合わせて自由自在にアレンジできるという魅力から、注目を集め、人気が高まっています。

 

リフォームとリノベーションの違いとは?

本来の意味合いは上記の通り違うのですが、言葉の使い分けは曖昧になっているのが現状です。

それぞれの明確な違いとしては、

「工事の規模」ですが、比較的小規模な工事はリフォームにあたります。

例えば、設備の変更や修繕等、システムキッチンの導入や、ユニットバスの入れ替え、壁紙の張り替え等です。

大規模な工事はリノベーションとなりますが、建物を躯体構造だけ残して解体する“フルスケルトン”と呼ばれる工法で改修をする場合も珍しくないのです。

例えば、間取りの変更、水道管や配水管の変更、冷暖房換気設備の変更などがそれにあたります。

また「住まいの性能」において、新築の状態と同等か、それ以下の性能にする工事はリフォームとなり、新築の状態以上の性能になる工事はリノベーションにあたります。

リノベーションでは、プランニングの段階で、改修にしようする素材などを注文できるケースや、断熱性や通気性、通風性や採光、耐震強度などの性能をアップしたり、収納を確保するなど生活環境の改善も図れるので、住まいの性能を大きくアップさせて、価値も高める様なる改修が可能になります。

 

まとめ

リノベーションは、中古マンションや中古住宅を改修するので、新築物件と比べて安価になることで、選べるエリアが広がり、物件数も多くなるので魅力です。

結婚や転職、お子さまが生まれた場合など、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えを考えられる場合に、リノベーションの検討もオススメします。

耐久性や耐震基準など、リノベーションに向いている物件かどうか、予算内で費用を抑えられるかどうかなど、お客様の不安を少しでも減らし、ご希望に応えられるように、太田産業はお客様をサポートさせていただきたいと考えています。

 

 

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