2022.06.15

フルリフォームとは?相場とメリット

住み慣れた家に愛着はあるものの、何らかの不便を感じている方に、フルリフォームを提案します。この記事では、フルリフォームとはそもそもどんな方法を言うのか、またその相場とメリットについてご説明します。ぜひ、今後の参考にしてください。

フルリフォームとは?相場とメリット

フルリフォームとは?

建物の骨組みである基礎、柱、梁などを残した状態で、設備や内外装をすべてつくりかえる方法を言います。「スケルトンリフォーム」とも言われ、間取りの変更から、水回りの配線などの設備をかえることもできます。

 

フルリフォームのメリット

床の面積を減らさず、これまで不便に感じていた間取りや、キッチンやトイレ、浴室といった水回りを含めた設備を、使いやすいように変更できるのは大きなメリットです。間仕切りの撤去や設置が可能なので、要望通りの間取りにかえられます。

 

また、フルリフォームをすることによって家の安全性や快適性が格段に良くなります。なぜ安全性が良くなるのかというと、壁に耐震性を持たせる工事を行ったり、基礎の補強をすることが出来るからです。また、建物全体の耐熱性を向上させるため、断熱材を設置することも可能です。

 

さらに、普段見れない構造部分を確認することにより、劣化部分や湿気によって腐敗しやすい箇所を見つけ、補習することが出来ます。それにより、住まいの寿命が伸びることは間違いありません。

 

これだけの利点がありながら、骨組みをそのまま残し、既にある家を壊すことなく利用するので、建て替えより費用が安く、工期も短くてすむのは嬉しい限りです。

 

フルリフォームにかかる費用の相場

一戸建てかマンションか、建物の大きさはどれくらいかなど条件により違いがあるため、見積もりを取ってみないとはっきりした費用はわかりません。ここでは、大体の費用の相場についてお伝えします。

 

例:一戸建て(30坪)のフルリフォーム費用・・625~1820万円

 

・解体費用/50~100万円

壁、床、屋根を解体する費用と廃棄処理に必要な費用を含みます。

・補強費用/20~320万円

建物を構造する部分の木や鉄筋、コンクリートに、腐食や虫による被害、カビなどが見られた場合、フルリフォームに入る前に、補修、補強する必要があります。

・設備費用/330~800万円

水回りや家具などの設備を買い替えるための費用を指します。

・設備設置費用/150~400万円

新しい設備を取り付けるための設置費用や、配管、配線といった工事を含みます。

・諸費用/75~200万円

工事車両を駐車しておくための駐車場代、資材の運搬に必要な費用、一時的に居住する物件の家賃など、想定外の出費が結構かかります。

 

これに、税金がプラスされます。具体的には、フルリフォームの工事請負契約に必要な印紙代、固定資産税などです。

 

 

今、子どもの独立や両親との同居をきっかけに、住む慣れた家を離れることなくフルリフォームをして、将来安心して暮らせる家にする方が増えています。

リフォーム・リノベーションの相談は、ぜひ名古屋のRATRO【ラトロ】太田産業まで!

お問合せはコチラをご覧下さい。

RATROマスコットキャラクター「ローくん」